スキャモ!

ヨドバシをふらふら歩いていたらおもしろそうなアイテムを発見。
理想科学工業株式会社のスキャモという製品です。

スキャナをくるっとひっくり返して、底に窓をあけた、という感じ。
これで布とか手書きのノートとか葉書とかが簡単にスキャンできる!いかにもRISOっぽい製品ですねー!
ほぼA4サイズの本体はかなり使い勝手がよさそうだが、スキャンできるエリアが葉書サイズなので、問題になるかもしれない。また、読み取り解像度も300dpiなので、プロ仕様、という訳ではなく、ユーザ側が使い道をうまく考えておかないと失敗する可能性もある。
しかし、例えば、壁紙とかカーテンとか服の素材とか、そういうものってスキャナに持って行くことが難しく、デジカメではフォーカスがきっちり合わない、などの問題があり、その場合にはこのスキャモが最適解となるのです。

ビーム!!

2製品あるうちのビームの方は、ただ画像をケータイに赤外線で送信出来る、という機能がついただけ。これで5000円の差はちょっと大きく思える。
しかし、この製品を出した意義を考えてみるとおもしろい。ノーマルスキャモでもPictBridgeによりプリンタとつないでダイレクトプリントができるというのに、わざわざ別製品で、赤外線出力をつけ、しかもケータイが相手なのだ。
「画像の最終出力先が携帯電話」という状況を想定していることになる。
そういうターゲットがある程度いる、というマーケティングの結果なのだろう。
おもしろい。
プリントゴッコのあとデジタル化に苦戦してる理想科学が出す製品には今後も注目する必要がある。

シゴト的に発想転換

これを例えばシゴト的に考えたらどうなるだろう?と思った。
ホワイトボードとかメモ帳をスキャンして取り込む用途に使えるなー。
でもデジカメとスキャナの中間、という意味ではかなり用途が限られるのも確か。
何かいいアイディアはないものか。