Wikipediaの問題について考えた
最近Wikipediaに関した記事を見ていて考えたことをちょっとまとめておく。
引用の話
まず、引用そのものは問題ないのでは、と思う。
ただ、上記サイトでも書かれている通り、引用元がなくなる、もしくは変更されることが問題であると思う。
・・・しかし、本論から外れるが、どっちかって言えばwebを引用することよりも引用した記事がなくなることがある方が図書館情報学的には大問題なわけですよ・・・
ていうかWikipediaも引用するだろ。実際。 - かたつむりは電子図書館の夢をみるか(はてなブログ版)
自由にページアーカイブを任意のタイミングで追加できて、それを保障できるシステムを、NPOか何かで作ったほうがいいのかな、と思う。
企業による書き込み
企業が書き込みをしていることについても見方を変えればそれが一次情報ソースになり、企業の裏づけが出来つつある、ということにもなると思うので、基本的に賛成。
企業が目を通した段階を、ステイブルというか、オフィシャルバージョンとしてより強度のあるバージョンとして定義できたら、第三者が引用しやすくなるなーと思う。
だから、会社の人は隠れてやるのではなく、むしろ、Wikiscannerを一次情報ソースの裏づけとして使用することもアリなのではないでしょうか。
参考書
読んでないけど、オレもこの本を読んでから議論に参加すべきかもしれない。あんまり評判よくないみたいだが。
- 作者: ドン・タプスコット/アンソニー・D・ウィリアムズ,井口耕二
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2007/06/07
- メディア: 単行本
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