Eclipse+Aptana StudioでAjax開発

AptanaというAjaxを開発するのにいい環境があり、それがEclipseベースで動作できる、というので、その設定をしてみました。
Aptana Studioは、Eclipseベースのスタンドアロンプログラムとしても公開されていますが、今回はEclipseをベースに、そこにプラグイン(Add-on)としてインストールすることにします。

Eclipseをインストールする

Eclipse.orgのダウンロードページから、"Eclipse IDE for Java EE Developers"をダウンロードします。
eclipse-jee-ganymede-win32.zipがダウンロードされますので、このzipファイルを展開し、適当な位置に配置します。普通は"C:\Program Files\eclipse"でいいと思います。
これでEclipseのインストールは完了です。

Aptana Studioプラグインをインストール

次にAptana Studioをインストールします。これはEclipseの中からAdd-onマネージャを使いインストールできるので、その機能を使うことにします。

  1. [Help]メニューの [Software Updates] を選びます。
  2. [Available Software]タブを選択し、[Add Site...]ボタンを押します。
  3. [Location] に "http://update.aptana.com/update/studio/3.2/" と入力して [OK]ボタンを押します。
  4. リストにaptanaのサイトが追加され、公開されているプラグイン一覧が表示されます。
  5. [Aptana Web Development Tools] を選択肢、[Install...]ボタンを押します。
  6. インストール完了後、Eclipseの再起動を促されるので、再起動を行う。

以上で、Aptana Studioのインストールも完了です。Eclipseの[File]メニューの[New]内の[Project...]を選ぶと、その中に、"Aptana Projects"というカテゴリが追加されており、インストールが完了したことが分かります。

ちょっと試してみる

試しに、Ajax(javascript)の新規プロジェクトを作ってみます。すると、以下のようなjavascriptライブラリの一覧が表示され、対応できることが分かります。

私はjavascriptライブラリには疎いのでよく分からないものもありますが、一通りの有名どころのjavascriptライブラリは網羅されているようです。
今回では、Adobe Spryを選びます。
Adobe Spryとは、DreamWeaver CS3から標準で搭載されているAdobe謹製のAjaxライブラリらしいです。

以上のように新規プロジェクトを作ると、spryを使ったHTMLなどが一式揃ったサンプルページが作られます。
[Run]メニュー内の[Run]を実行すると、サンプルページが開き、早速実行もできます。
FirefoxFireBugとAptanaDebuggerがインストールされていたら、[Debug]も実行できるようです。
とても便利そうです。