島根県CMS

いやはや、これはすごい!
島根県CMS(英語表記はPrefShimaneCMS)」という名のオープンソースソフトウェアが島根県より公開されました!
説明は簡単に1行。「島根県CMSは、Ruby on Railsで作られた行政機関向けのCMSです。」

GPLライセンス

しかもライセンスはGPL!あれ?RailsはMITライセンス、RubyRubyライセンスで配布されていると思うのだけど、大丈夫かな?まー、Matz氏がやっておられることなので大丈夫でしょう。(私は各種ライセンスの違いとかよく分かってないのですが、ライセンス間の違いとかどこかにまとまっていたらいいなぁ。)
ちょっと気になったことが一つあったので、ソースをダウンロードして中を見てみた。

動作環境

知りたかったことは動作環境。(これぐらいウェブサイトに書かれていてもいいと思うのだけど)「Debian gnu/linux etch」と書いてありました。debianパッケージ形式なんですね。

開発

開発費は、総額10,658千円。1000万円!なるほどー。スクリーンショット見たら使いやすそうですし、メンテナンス性とか考えたら安いですね。
島根県という最初のターゲットユーザがいたためかドキュメントがしっかりしているのがとてもいいですね。「OSSは使い方がどうも」ということがなさそう。
こんなすばらしいOSSを公開するなんて、ますます島根を好きになりました!

気になった間違い

中をさらっと見てて、気になるところがあったのでメモしておきます。

  • マニュアルのファイル名「sekinsha-manual.pdf」は「sekninsha-manual.pdf」であるべき?
  • doc/INSTALL:36 「rubyからchsenを使用するための」→「rubyからchasenを使用するための」