スキャンコンバータ機材メモ

SC-D4購入

PC上で動作するプログラムの画面をDVDビデオ化したかったので、スキャンコンバータを買った。もっていそうで持っていなかったスキャンコンバータを買うにあたって注意したのは、これから先の高解像度化の世界で対応できるようにD端子対応にしておこう、ということ。
そこで目をつけたのがBUFFALO SC-D4。

黒枠問題

早速、購入の翌日にPCをつないで試してみた。
しかし、画面の外側に黒枠部分ができてしまう。この機種には3段階のオーバースキャン機能のだが、最大にしても上下左右に1割程度の黒枠ができてしまう。どう考えてもオーバースキャンしていないというか、全然NTSC領域をオーバーしてくれないのです。

上の写真はSC-D4→S端子→DVコンバータ→DVカメラとしたものなのだけど、左側が何も通してない状態、右側がPCの画面を通した状態です。S端子、コンポジット、D1端子と出力を変えてみてもだめでした。うちにはD1以上のD端子(D2,3,4)が無いので、それ以上は確かめられませんでしたが。。しかし、入力元のPCは3台試し、またそれぞれで解像度を変えてみたりし、出力先はテレビ、HDDレコーダ、DVカメラと3台のいろいろな組み合わせを試しても同様の症状だったので、これは確実に機材の問題だ、というところまで原因を絞り込んだ。

電話、交換

さらに翌日の朝、BUFFALOのサポートに電話して聞いてみたら、そういう仕様ではないと思うので、購入した店舗に聞いてくれ、という旨の返事。そうじゃないだろうなー、とは思いつつも、購入した店舗に問い合わせてみたら、交換に応じてくれた。
早速交換し、すぐに持ち帰り、試してみたけど全く同じ症状が出る。
この機材はどうやら「コンポジット出力、S端子出力、D1出力では、100%以上のサイズで表示はできない。」そういう仕様のようです。
めんどくさくはあるが、迷っている時間ももったいないので再度購入した店に赴き、店員相手に上記写真も見せつつ、あれこれ話す。「もしかしたらD4端子接続ならきちんと出力できる仕様なのかもしれないが、それは全然商品パッケージからわかりませんよね?」と憤慨気味に話していたら、なんと別商品と取り替えてくれるという話になりました。ちょっと面倒な作業だとは思うのですが、さすが客商売のプロ!いやな顔一つ見せずの対応でした。

交換した

もうD端子どうのこうのという問題にぶつかるのがいやだし、そんな時間も無いので、シンプルでちょっとロングセラーっぽいIO-DATA TVC-XGA2というやつにした。値段も安くなった。

I-O DATA UXGA対応ダウンスキャンコンバータ TVC-XGA2

I-O DATA UXGA対応ダウンスキャンコンバータ TVC-XGA2

帰宅後、試してみたら、縦横別々に8段階ズーム出来、そのズームで特に問題なくオーバースキャンしてくれ、無事解決でした!
はぁー、1日半を無駄にした機材トラブル。「余計な新機能を探るよりも、ロングセラー商品を選べ」という教訓なのかもしれない。