Flex超入門
Flexをやってみたかった
去年なんとなく思っていて、今年に入ってから急速に知りたくなったことが、「Flexを使うと何が便利なのか?」ということ。しかし、もっと自分の感情に正直に言うならば、「俺の今やってるFlashの開発はFlexを使うと楽になるのか?」である。また数週間前に会った人もFlexがどうのこうのと言ってて気になる一方である。AdobeのFlexのサイトを見てもなんだかモヤモヤっとしてて分からなかったのですが、3日前によさそうな情報源を見つけた。
しかも、今日30日に「Flex超入門講座」というのを開催すると知って、早速登録し、今日行ってきた次第です。(2月6日も同じ講座があるようなので、気になる方は行ってみてください。)
Flexとは、
今日講座に行って、聞いて、体験した限りでは、今やっているFlashの案件を作り直すことが出来たら(細かく機能やデザイン性など精査する必要はあるが)Flexを使うべき、ということが分かった。
ザックリ聞いてきたことをまとめると以下のようになる。
MXMLのコンパイルテスト
もっとも簡単なMXMLを書いてテストしてみる。
<?xml version ="1.0"?> <mx:Application xmlns:mx="http://www.adobe.com/2006/mxml"> </mx:Application>
上記コードを、hoge.mxmlと名づけて適当な場所に保存する。
これをFlex Builderの中に入っているmxmlcでコンパイルしてみた。
(テスト環境は、Flex Builder 3 beta版(Windows版)です。)インストールしたディレクトリを探したら、sdksディレクトリ以下にありました。
> "C:\Program Files\Adobe\Flex Builder 3\sdks\3.0.0\bin\mxmlc" -version Version 3.0 build 189825 > "C:\Program Files\Adobe\Flex Builder 3\sdks\3.0.0\bin\mxmlc" hoge.mxml
上記のようなコマンドで、hoge.swfが出力されました。
無償のFlex SDKにもmxmlcは入っているので、タダでswfが作れる、というわけです!
- ボタンとかつけてみるテスト
<?xml version ="1.0"?> <mx:Application xmlns:mx="http://www.adobe.com/2006/mxml"> <mx:Button label="BUTTON 1"/> </mx:Application>
- テキスト入力テスト
<?xml version ="1.0"?> <mx:Application xmlns:mx="http://www.adobe.com/2006/mxml"> <mx:Button label="BUTTON 1"/> <mx:TextInput id="ti"/> <mx:Button label="BUTTON 2" click="ti.text='clicked'"/> </mx:Application>
- テキスト入力テスト#2
<?xml version ="1.0"?> <mx:Application xmlns:mx="http://www.adobe.com/2006/mxml"> <mx:Button label="BUTTON 1"/> <mx:TextInput id="ti"/> <mx:Button label="BUTTON 2" click="ti.text='clicked'"/> <mx:Label text="{ti.text}" /> </mx:Application>
この後、状態定義、状態遷移、BlazeDS、リモートオブジェクト、AIRなどを一通り制作体験することが出来ました。それらのまとめはまた後日。(リモートオブジェクトがすごく面白い!)
Flex Builderの出来とかかなり良いので(Eclipseの出来がいいからだ、とも言えるが)、ちょっとFlex3で仕事できるようだったら買いたいなー、と思っています。
よさそうな参考書
Adobe Flex 2プロフェッショナルガイド Windows & Macintosh対応
- 作者: クジラ飛行机
- 出版社/メーカー: 毎日コミュニケーションズ
- 発売日: 2007/09/27
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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