CaptureNXセミナー
今日は、ニコンプラザ新宿で行われた「CaptureNXセミナー」に参加してきました。
1時間半の時間内であれこれ説明、のはずが、参加者の自由気ままな質問に翻弄され2時間かかっても終わらなかった。本当はもうちょっと話を聞きたかったけど、結局仕事の関係で自分は最初に退室することになったのですが、いつまで続いたんでしょうか。
今回のセミナーは、CaptureNXの基本機能を説明する、ということだったと思うのですが、説明の合間に質問を繰り返していた参加者は、自宅でCaptureNXを使っていてわからなかったところを聞きに来た、という感じで、その回答に半分くらいの時間が割かれてしまっていました。説明の合間に関連する説明を行うのは良いのですが、時間の経過とともに全く関係ない機能の説明が多くなってきたのには参りました。それは後で個人的に聞けよと、、、全体的に進行に不満が残るセミナーでした。
ニコンプラザ新宿そのものにも初めてだったけど、いろいろ展示があったようで今度は時間をとってゆっくり見に行ってみたいです。
CaptureNX
- 出版社/メーカー: ニコン
- 発売日: 2006/07/28
- メディア: CD-ROM
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まず最初に、この製品は製品名がよくないと思うのです。
CaptureNXって何か、PCに何か(画像)をキャプチャ(入力)してそれを何かする、というイメージなのですが、全然違っていて、上記リンク先の製品名に肩書きがあるように「フォトフィニッシングソフトウェア」であり、つまり、仕上げ加工専門ソフトなのです。せめてもうちょっとわかりやすいタイトルにしてほしいのですよ。
また自分はPhotoshopユーザーなのですが、「Photoshopが最先端で写真処理のすべて!」みたいな妄想というか幻想を持っている自分に気づかされました。実際、それは全く違っていて、写真の補正に特化するならまだまだいろいろな手法があり、CaptureNXの方が数段優れている使い勝手を実現していたりしています。Photoshopと比較しつつ話を進めてくれたからそう思えたのかもしれないが、特にマスク周りを切り抜くことを全く考えなくても良い点は、ソフトウェアがユーザの思考を先読みして処理してくれている感があって素晴らしい。
結論としては、今後、自分で撮影した写真を何かの素材に編集やレタッチを行う機会があるなら、CaptureNXを購入して仕上げよう、と思いました。
ソフトウェアレビューの重要性
もう一つ。今回のセミナー自体が、CaptureNXの使い勝手についてかなりの人数でレビューする場、という状態になっていて、それを見ることが出来たのは、ソフトウェアデベロッパとして楽しい経験でした。
CaptureNXのデベロッパはあのビデオを見て修正すべきです。あんなに意見を言ってくれるすばらしいレビューはそうそうありません。やっぱりソフトウェアは制作→レビューの繰り返しが大事ですね。そしてレビュアーは実際のユーザーに近ければ近いほど良くて、デベロッパは柔軟に対応すべきだと身にしみて感じました。
ニコン Capture NX完全ガイド (impress mook―DCM MOOK)
- 作者: デジタルカメラマガジン編集部
- 出版社/メーカー: インプレス
- 発売日: 2007/01/31
- メディア: 大型本
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